ジャガー天井張替参考例                              

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車の修理参考例

■ジャガー各種車の天井張替参考資料


ジャガーの天井張替え時の大きな凹凸、小さな凹凸の張り方とシワの逃がし方の参考例です。
使用した布地は伸びのあるAライトベージュ起毛弱タイプ肌さわり感抜群の布地で限定販売中


この天井は純正の布地を張っている、ボンド自体が厚塗りの為
細かなボンドの凹凸が目立つ天井です。

この天井の最大の難関はフロントセンター凹凸部と、Aピラー
接合部、取っ手の部分が凹凸が大きく、シワをどのように逃がすかで、張替えの完成度が変わります。

      天井布地の張替え

         天井色ベージュ系

天井ボードと、布地に最初にボンドを下吹きします、これは接着時のボンドの染み込み防止も兼ねますので、必ず行ってください。下塗りを一度乾燥させたら、ボードの中央に前から後ろまで
接着用のボンドを塗り、布地を乗せます、この時点ではまだ接着はしないのでゆっくり布地の中心をボードの中心と合わせます。

最初にフロント側センターの凹凸部分から左右どちらか半分を張って行きます、この時、布地を引張るのではなく、あくまでも布地を凹凸に合わせて張って行く事が重要です、張り終えたら、横に移り、再度ボンドをを塗り、取っ手部分を張ります、この場合も
凹凸に合わせて張って行く事が重要です。
             凹凸の張り方                シワの出方

取っ手の凹凸部分を張って行くと、外側角にかなりシワが寄ります

前後取っ手部分は同じようなシワの出方となります。

        シワを裏側に逃がす  

              

シワが出たままで全体を張り終えたら、一度、天井を裏返すにして四方天井ボードと、布地ウレタン側にボンドを塗ります。

シワが出てる裏側部分は重要な接着部分になるので、十分にボンドを塗ります。
              フロント部のシワの逃がし方             シワの逃がし方

シワの部分を裏側に強く引っ張り接着すると、ほとんどのシワはなくなるのが判ると思います、

シワを裏側に引張った画像です。
            シワの逃がし方              シワの逃がし方
     
                                    完成
     

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