カスタマイジング〜 オデッセイのドア張替え参考編〜

Customizing

車の修理参考例

■オデェッセイのドアの2色張替え参考例


オデッセイのドア内張りを2色のレザーを使用して張替えて見ます、使用したレザーは上部が黒、下部が赤です


ドアを車両から取り外したら、取っ手の部分を裏から固定
されている部分を削り、取り外します。
使用する、工具は ベルトサンダー が最適ですが、無い場合はベビーグラインダー(最近ホームセンターで2千円代で販売されています)でも可能ですが、怪我をしないように注意して削って下さい。

この場所は再使用しますので、削りすぎにご注意下さい。

これが、取っ手、肘掛の固定部分を削って、外した様子です。

最初に色分けするラインを決めて印を付けます。

   型紙に印通り転記します。

今回は取っ手部分を 赤のレザー、  その上のモケット部分を
マスキングテープの張って有る部分から、上を 赤のレザー
その下は 黒のレザー で2色を使い、張替えます。

2色のレザーを使用するので、縫い合せの為、型をとります。
ドアに 縫い合せライン を正確に引いておき、それに合わせ型をなぞるようにして、ラインを引きます。
取り外した肘掛部分の余分な裏の布地をカット    この部分は外れないので押し込みやすくします。

取っ手部分の裏側は、余分な布地が、有りますので、接着の
邪魔になるので、カッター で切り落としておきます。

モケット部と、プラスチック部分は、後で、レザーを押し込みますので、中に入り込んでいる、モケットを、カッター で切り取ります

              縫製

                   接着

最初に型取りした様に、レザー を縫いつけ、ます。
これが、2色のレザーを縫い付けた物です。

両方にボンドを塗って張付けますが、モケットはボンドを吸い込みますので、最初にモケットの部分だけに、ボンドを、塗り、乾燥させて染み込みを止める必要があります。(この作業は重要)
モケット部分のボンドが完全に乾燥した事、を確認して、再度ボンドを塗り、ラインを、正確に張付けて行きます。
                 接着              元に戻す作業

取っ手部分も同様に一度乾燥させ、再スプレー後、接着します。
裏の部分は最初に余分なモケットを、カットしていたので、きれいに張る事が出来ます。

張り終えた部品は、始めに削った部分と、正確に合わせ、
トラスタッピング゙(頭の大きなタッピング、ホームセンターで購入可能)
4x12〜4x16のサイズを使用して固定します。
          ライン通り接着                   完成

後ろのドアも同様に張替えます。

これで完成です。DIYの場合は上部まではなかなか難しい?
と思われる方は、取っ手、肘掛の部分だけを、張替えてみてはいかがですか?

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