カスタマイジング アウディー Q7 天井張替え編

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車の修理参考例

■アウディー Q7 天井張替 参考例

        アウデイー特有のベタベタな天井                      最 重 要 な 清 掃 作 業。

アウディーQ7のは最大天井幅は後部部分で約160センチ
長さは230センチありますのでDタイプ製品幅158センチを250センチ使用して張替ました。


アウディー系はウレタンが溶け出しかなりベタベタしますので
アセトンを使用し出来るだけ、溶け出したウレタンを削除して行きます。
               重要な下地処理
              下地用にボンドを塗る  

○印部分の凹凸部分は特に念入りに清掃する事が重要です、アセトンで清掃後はアセトンを完全に揮発させないと張替後、剥がれが生じます。


天井ボード本体に下地用にボンドを塗ります、凹凸部分は必ず塗り残しの無いように
ガン用ボンドで約0.8リットル使用
            布地にも下地用ボンドを塗る            下塗り用ボンドの乾燥

張り替え用布地にも下塗りを行います、下塗りを行う事により張替時のボンドのウレタンに浸透を防ぎ強力な接着力が生まれます
 
張替用布地、天井ボード本体に下塗りをしたら一度乾燥させます
          フロント凹凸部分から張って行く             取っ手部分の凹凸

当社では中心部分から左右に分けて張り込んで行きます、この時重要なのが凹凸部分周りを先に張って凹部分を押し付けながら張って行く事は厳禁です凹凸に沿って布地を伸ばさず張って行くことが重要です。
 
中心部分凹凸を張り終えたら今度は外側に向けて再度ボンドを塗り張って行きます、この時は下塗りで天井と、布地にボンドが塗ってありますので、どちらかにボンドを塗れば接着出来ます
            片側張替終了               反対側も同じように張って行く

取っ手部分も後から凹凸部分を押し込みながら張るのでは無く凹凸部分に合わせながら張って行きます、そうすると画像のように左右にシワが寄りますが、外側に引っ張りながら張り付けると大丈夫です。
 
片側を張り終えた状態、今度は反対側も同じように再度ボンドを塗りながら張って行きます。
     凹凸に合わせながら張って行くことが大事         シワをどのように逃がすかが重要です

反対側も同じように凹凸に合わせ張って行きます
 
取っ手部、バイザー部をテンションかけずに張って行くと画像のように必ず布地シワが出来ます。
               布地シワを取る              全体を張り終えた
 
画像のようにシワ部分を外側に引っ張るとシワはきれいに無くなります。
 
天井全体を張り終えたら浮きが無いかを確認しながらヒートガンで温めながら凹凸分などを圧着して行きます。
            裏側に接着            伸びのある布地は作業性抜群
 
裏側にもボンドを塗り各部接着必要箇所を接着する
   
今回使用した布地はDブラックを2.5m使用しました、天井幅が後ろ側で160センチほど有りますので155センチの布地を若干伸ばしながら張って行くとジャストサイズです。
      スプレーガン用ボンド    
 
大きな天井、凹凸の多い天井などは、缶スプレーではコスパが悪いし、接着も大変です、ぜひスプレーガン用ボンドをお勧め致します。今回使用したボンド量は3.5リットルでした。
   

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